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六千五百万年前、直径二十キロメートル以上とも推定される巨大隕石が、秒速数十キロメートルの超高速で地球に衝突した。 その衝突は、酸性雨、オゾン層破壊、温暖化等数十万年に亘って、地球環境全体に大異変をもたらし、恐竜を絶滅へと追い詰めた。 (PHP新書「巨大隕石の衝突」松井孝典著、以下の記述の殆どは同著による) |
隕石が衝突するとクレーターが出来る。|
地球学者によれば地球は、その46億年の歴史で13回の生物絶滅を経験している。 その最も新しいのが六千五百万年前の恐竜をはじめとする地上の約7割の生物の大絶滅である。 そして、恐竜の化石が発見されはじめた19世紀初めから、さまざまな絶滅原因の仮説がたてられたが、いずれも決定力に欠けていた。 しかし、1.980年アメリカのノーベル物理学賞受賞者ルイス・アルバレスが巨大隕石衝突説を裏付ける有力な証拠を発表して一大センセーションを巻き起こした。 その証拠が何故説得力をもっていたかは、専門的になるので省略する。 以後彼の息子で地質学者のウォルターをはじめ数多くの科学者達が、その衝突地点探しにしのぎを削った。 |
そして、アルバレス論文発表の翌年、メキシコの地球物理学者アントニオ・カマルゴ・サノグェラとアメリカの地球物理学者が、1,970年代にメキシコ石油開発公団の依頼で地質調査した結果を纏め、ユカタン半島に重力異常と磁気異常が見られ、これが隕石衝突によるクレーターの可能性があると発表した。
そして、話は遠回りしたが、セノーテの所在地を地図上にプロットすると、このクレーターの外輪山と一致することから、セノーテがクレーター形成と何らかの関係があったとされている。
メキシコには他にも重要な隕石が有る。
もうひとつは、日本にも一度行ったことのあるチュパデーロス隕石(写真)で、長さ2.8m、幅2.1m、重量約15tonという、世界最大級の大きさだ。 これもチワワ州のJimenezに落ちた。| 地震エネルギー | 津波 | 爆風 | 飛散物質 |
| 阪神大震災の3千万〜10億倍 | 波高1,000m | 半径千キロ以内、70m/秒 | 1,585兆トン(煤を除く) |