[PR]生年月日で2010年占い鑑定:初回無料!貴女の運命運勢を占う

<BGSOUND SRC="../bgm_pared/adoro.mid" width=80 height=20 autostart=true repeat=true loop=true>
Adoro(熱愛)

トニー夫妻のこと
私には日本人の金持ちとの付き合いがないから、こちらの金持ちと比較することはできない。
また、私が知っているこちらの金持ちも、この社会でどの程度の位置にいるのかも実のところはよく分からない。
ただ、日本の中流を自認する私から見ると彼等の生活は桁外れで、
まして、こちらの庶民生活のセンスからすると、それはもう別世界の人々なのは確かだ。
トニーもそのうちの一人で、何故か私達家族を可愛がってくれた。

tony_comedor.  ここの金持ち層には名前を英語風に呼んで粋がる風習が有る、リカルドをリチャードとかロベルトをロバートとか言った具合だ。 私の友人トニーもアントニオなのだが、彼の場合は奥さんがアメリカ人だから、必ずしも粋がっているだけではなさそうだ。
 私達がトニー夫妻と知り合ったのはメキシコシティーで2番目に会費の高いといわれるテニスクラブであったが、彼等はさらに一番高いところにも入っていた。
 さらにある時、今日は面白いとこでやろうと連れていかれたのは全く窓の無い5、6階建てのビルにある秘密クラブだった。 敷地の入り口にもビルにも標識らしいものは全く無く、地下駐車場へ下りると厳めしいガードマンがいて、ここへ来たことは誰にも言うな、というのがオーバーには聞こえない雰囲気だった。 プレーは男性しか出来ず、同伴の女性がいる場合はエレベーターでレストランに直行させられる、そこはビルのコアに有ってガラス越しに周囲のコートを見渡せる。
 また、よく我々夫婦を食事に誘ってくれたが、決まって一般客の行く高級レストランではなく、バンカーズクラブとかユニバーシティークラブ等会員制のクラブだった。
 この写真は彼等の自宅の食堂なのだが、食器類の豪華さもさることながら、ユニフォームを着たウェイトレスがサービスするのには、ただただ恐れ入るしかなかった。


tony_cuernavaca.  彼等にどれくらいの資産が有るのか、等と言う立ち入ったことは聞いたことがないし、彼も自ら話すような自己顕示的な人ではなかった。
 ただ、私自身が直接見ただけでも、メキシコシティーに上記食堂の有るマンションと事務所を兼ねた独立家屋が有り、隣接する週末の保養地クエルナバカに別荘(写真)を持っていた。
 この別荘に、ほとんど使う人が居ないのにプールが有るのは、このあたりの別荘地としては異例のことではないが、その敷地は渓谷が横切っているという広大なものであった。
 また、ロスアンゼルスのビバリーヒルスに近い一画にマンションを持ち、年に2回、イースターとクリスマスを過ごすためにそれぞれ2週間程度滞在していた。
 彼の自宅や別荘を既に知っていた私にとって、そのマンションは想像出来る範囲内であったが、年にたった2度の短期滞在の為にベンツとホンダが置いてあるのには、金持ちには経済効率等という発想はないということを思い知らされた。


tony_injapan  かって外交官であったトニーは、引退後も年に1、2度夫婦で海外旅行するのが好きで、自宅には、それこそ世界中の工芸品がところ狭しと並べられていた。
 今年の秋にはエーゲ海クルーズをするが一緒に行かないかと誘われたことが有ったが、断るのに仕事の忙しさを口実にせざるをえなかった。
 というのには訳がある、、、たまたま私の一時帰国中に、トニーが日本へ姉二人とともにやって来たことがあったが、成田に迎えに来たハイヤーに荷物が載りきらず、急遽チャーターした計4台でホテルに向かったというのだ。
 そういう彼等のエーゲ海クルーズともなれば、夜な々々夜会服を取り替えるのであろうから、とてもおつきあい出来るものではなかろうというものだ。
 3人は共に日本は初めてだったが、世界の一流所を知悉している彼等を、私の財力でもてなせるところはどこかと知恵を絞ったのが左の写真なのだが、思惑は大当たりだった。
 玄関の上がりがまちを靴のままあがろうとして応対した番頭さんを慌てさせたのもエピソードの一つだったが、さらに彼を喜ばせたのはトイレにあったTOTOのウォシュレットで、姉二人をトイレに引っ張って行って、ほれ見ろ々々、暖かい水が出るぞと実演してみせ、姉達も歓声を挙げて喜んだ。
 そんな無邪気な彼等を見ていると、富んでいるというだけで貧者の敵だ等という発想はどうしても出てこない。


[PR]解禁!サクラのいない直メなび:※男女タダで遊べる、大人のためのコミュ