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あなた様
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血
メキシコの人々は親しい間柄ではチビ、デブ等と同様、クロ、シロ等肌の色をあだ名として呼び合う人が多い。
呼ぶ方も軽蔑したり羨んだりしている訳ではないし、呼ばれる方も怒りも喜びもしない。
アジア大陸から渡って来た先住民とヨーロッパの白人の血が混ざりはじめて5世紀がたち、
親兄弟でさえ肌の色が違うのが当たり前の社会だから、日本の人達とは逆の意味で「血」に関心がない。
だが、塀の中の人々は血にこだわる。 勿論例外は有るが、富裕層の殆どは白色人種の血が濃いのだ。 混血が進んでいるから、庶民の中にも白人と変わらぬ人々が少数ながら居るが、家族揃って白いとなると、富裕層と見て間違うことはほとんど無いだろう。 純粋の白色人種は極めて少ないからか、富裕層には国際結婚が結構多く、左の家族の中にも奥さんがイタリア人、四十数人の従兄弟のうち半数は国際結婚だというのがいる。 かってのロシア皇帝とイギリス国王が従兄弟同志だったということを彷佛させる話ではある。
富裕層の3家族
公立小学校の子供達
混血について若干余談をすると、、、、
ラテンアメリカ各国のサッカートーナメントを見ていて気付くことに、実に多くのアフリカンプレーヤーが活躍していることがある。
その中でメキシコはアルゼンチン、ウルグァイなどとともに数少ないアフリカンの少ない国なのだ。
この大陸がヨーロッパの植民地となった時、ご多聞にもれず労働力として多くのアフリカの人々が連れてこられた。
そのなかで、メキシコには高い文化を持った多くの先住民が居り、その必要がなかったからだ。
肌の色について語ることがタブーではないここの人達の間でも、アフリカンについて語る時は若干声の調子や、顔の表情が変わる。
そして原住民の血が濃く褐色の肌の人々は自分達はモレーノだといい、ネグロ(黒い)だといわれるのを嫌う。