「色彩」のページで、鮮やかな原色がメキシコの色だと御紹介した、だが原色の中だけでひとは生きていけない。
この地にも、渋い色合いの世界はある、そのひとつがここで御紹介するタラベラ焼きである。
古代メキシコ人の時代から焼き物が存在したことはその出土品から広く知られているが、釉薬や彩色されたものはあっても多くはいわゆる土器であった。
錫を含んだ白い粘土を使った硬い焼き物、陶器を登場させたのはヨーロッパから来たカソリックの僧侶達だったと言われている。
その動機が、教会や、修道院のタイルにするためであったと聞けば、この渋い色合いは納得がいくような気がする。
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