それは、かってこの町が国鉄の町と言われ、国鉄族が肩で風を切って歩いた頃の幹部職員クラブであったアラメダ・ホテルと道を挟んで隣接する、このあたりでは珍しい鬱蒼とした木立の中にあった。
だがその意外さは浴場施設に辿り着くと逆方向に転換する。 つまり、ペンキのはげ落ちが目立つ建物に客の気配はなく、駄犬が物憂気に歩いているのだ。(冒頭写真)
個室は大小いろいろあるが、共通しているのは、ドアを開けて入るとすぐのところが脱衣場になっており、2、3から4、5段下がったところに浴槽がある。 深さは日本の温泉なみで大きさは二人並ぶのがやっとのから6、7m四方ぐらいの迄ある。