授業料は年間約550ドルと格安に見えるが、建築現場の職人頭の週給が約90ドル、年換算で4,500ドル、エンゲル係数50%前後の彼等には手の届く額ではない。
この60万都市周辺の高校卒業者が年間約6.500人しか居ないと言うのも驚きだが、そのうちの約2,300人程度しか大学に進学していないという数字は大学進学がいかに困難かを物語っていないだろうか。
奨学金制度もあるが約2百人弱の利用者しかいない、食うには困らないが学資迄は手が届かない程度の人達は恵まれている方でそんなには多くないと言うことではないか。
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では一般の学生達は富裕層の子弟ばかりかと言うと、これがさに非ず、金持ちのおぼっちゃまたちは殆どが3大都市の超有名校に行くし、お嬢ちゃま達には地元にフランス系の私立女子大があるからだ。
これらの有名校の学費は日本の私立大学に匹敵し、生活費の安い当地の庶民にとっては天文学的数字だ。
だが、そこを卒業すればマネージメント層への道が約束されており高い学費もペイするのだろう。
学歴の塀は高い、だが必死にそれを乗り越えても更に高い階層の塀があるのだ。
(左の写真は当大学のシンボル)
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